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困難に負けず「共生」? 江東の商店街で「かみつき」プラタナス話題に 

ガードレールにがっちりかみつき離れないプラタナス

ガードレールにがっちりかみつき離れないプラタナス

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 江東の商店街「牡丹町笑栄会」(江東区牡丹3)のガードレールに街路樹のプラタナスが「かみつき」、話題になっている。

車道(正面)から見ると・・・

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 現在、同商店街の街路樹のプラタナスはおよそ60本。うち4本がガードレールにかみついている。

 同商店街の広報・永野雅子さんによると、定かではないが「かみつき」は10年ほど前からではないか、と推測。車道側にかみついているため、同商店街の関係者でも今まで気がつかなかった人が多く、「すごい景色」と話題になっている。

 同商店街では昨年、町会との共催ではなく、初めて単独で開催した「群馬県の無農薬にこだわった産直の野菜販売とpetitアンテナショップ」が好評を得て、手ごたえを感じたという。イベント終了後、上役が同プラタナスを例に出し、「商店街もしぶとく生き残って、さまざまな困難(ガードレール)にも負けず成長を続けよう」と話したことから、現在では同商店街の人々の「ちょっとした心のよりどころ」となっている。

 永野さんは「偶然の産物だが、あまりにしっかりとガードレールにかみついている姿にプラタナスの生命力を見て感動した。『長いものには巻かれろ』ではないが、ガードレールのように硬いものは壊すのではなく、それと共生するたくましさを教えられた」と感慨深い様子。

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