東京メトロ東西線・門前仲町駅周辺で開催されている「もんなかワインストリート」が11月28日、最終日を迎える。主催は深川仲町通り商店街振興組合。
同イベントは、希少価値の高いモンテネグロ産ワインや高級ワインを1杯目350円で楽しめるというもの。参加するのは、「Vale paella(バレ パエージャ)」(江東区門前仲町1)、「葡萄屋 Maru-Shu(ぶどうや マルシュ)」(同)、「Pappatoria(パパトリア)」(富岡1)、Cafe La Lobby(カフェ ラ ロビー)」(越中島2)の4店舗。
フランスやイタリアよりも歴史が長く、ブドウ栽培に適した自然環境のモンテネグロ。しかし、産出されるワインは日本では流通しておらず、同国領事館の協力を得て同イベントでの提供が実現。「葡萄屋 Maru-Shu」と「Cafe La Lobby」で、同産ワインの「VRANAC(ブラナッツ)」を用意する。
パエリア発祥の地であるスペイン・バレンシアで開催される「国際パエリア大会2013」で、インターナショナル部門1位を獲得した「バレンシアパエリア」を提供するレストラン「Vale paella」の小林さんは、「地域密着のきっかけになれば」と話し、「うちのパエリアの味を邪魔せずに引き立ててくれるバランスのいいワイン」とも。同レストランの提供ワインはスペイン産の「ABADIA RETUERTA Sleccion Especial(アバディア レトゥエルタ セレクシオン エスペシアル)」。
同イベント企画者で「其角せんべい」の店主・上田欽一さんは、「ワインが好きで詳しい人には、日本未入荷ワインや高級ワインが安く飲めるという楽しみがある。ワインにそんなに詳しくない人にも手軽に楽しんでもらえるイベント」と話す。また「モンナカといえば下町、和のイメージだが、ワインを出すようなおしゃれできれいな店舗がたくさんあるということをアピールできれば」と話す。