木場公園(江東区木場4他)内の「ミドリアムサンルーム」で12月5日、「クリスマスリースづくり教室」が行われた。
今年で5回目を迎えた同イベント。事務局を務める緑のカーテン見守り隊の坂本千晴さんは、「毎年好評で、これまでより参加人数を増やし30人とした」と話す。
リースに使われる材料は、リボンなどの飾りに使われる素材以外、100%同公園内にある植物。できるだけ状態の良い素材を提供できるようにと、同公園の管理スタッフが数日前に伐採した緑鮮やかな樹木が使われた。講師は、「Green Works」の東方陽子さんと緑のカーテン見守り隊。
テーブルいっぱいに置かれた木々は、「アメリカハイビャクシン」「サワラ」「オリーブ」「フィリフィラオーレア」「ゲッケイジュ」「斑(ふ)入りのマートル」「ローズマリー」の7種類。植物を触り、生きた葉の香りに癒やされながら、参加者は真剣に、楽しそうに、土台に植物を巻き付け自分だけのリースを完成させた。
参加者からは、「良い材料がたくさんあり、至れり尽くせりで最高。自然に囲まれた良いイベント」「参加費200円でこんなゴージャズなリースが作れると思わなかった。クリスマス後の活用方法もとても参考になった」と満足の声が上がった。常連の参加者は「このリースがないと年を越せない」と笑顔を見せた。