「キッザニア東京」(江東区豊洲2)に11月11日、期間限定で「TAX OFFICE(税務署)」パビリオンがオープンし、子どもたちが税務官の仕事を体験した。
「税を考える週間(本日~17日)」に合わせ、東京法人会連合会と共に行う同企画。同施設では2012年より上記期間を「TAX WEEK」と名付け、税に関するイベントを行っている。
同パビリオンでは「税務職員アクティビティー」として、消費税をはじめ税金の必要性や使い方について学んだ後、実際に同施設内で日本円を使う「ナショナルストアー」「モスバーガー」「ピザーラエキスプレス」「RF1」のいずれかの店舗に赴き、店舗から提示された帳簿と「税務署」に提出された書類の消費税納税額に違いがないかを確認する税務調査を体験する。
テレビ局前の特設会場では、「税務広報官アクティビティー」を体験。ポテトチップを買うと高い税率が掛けられる国があることなど、税についてあらかじめ学んだことを同施設の来場客に向けてパネルを使いながらレクチャーする。税をテーマにしたカルタ大会やクイズラリーなども行われている。
「税務職員」を体験した関涼名さん(10)は、「あんなふうに計算すると初めて知った。これからは税金を考えて買い物する」と話し、「税務広報官」としてマイクを持った西山修斗くんは「税金は他の人のために使い、暮らしを豊かにするいいもの」と感想を述べた。
営業時間は第1部=9時~15時、第2部16時~21時。同パビリオンとアトラクションは今月17日まで。