砂町銀座商店街にマージャンカフェ「雀cafe Willow Tree」(江東区北砂3、TEL 03-6666-0834)がオープンして半年がたった。
同店は、老若男女問わず「共通の遊び」ができるカフェとして今年4月にオープン。同店オーナーの柳瀬洋平さんは「当初はボードゲームを考えたが、年配者が多い地域であることから誰もが楽しめるマージャンを取り入れた」と話す。
店舗面積は約76平方メートル。カウンター席、ソファ席の他、雀卓(じゃんたく)5卓を用意。うち4卓は、柳瀬さんがDIYで作った天板を載せればダイニングテーブルとして使うこともできる。「雀荘(じゃんそう)」のイメージを払拭(ふっしょく)させようと、店内は明るく、若い女性1人でも入りやすい雰囲気を意識した。カフェのみの利用も可能で、生パスタの料理にこだわり、平日は店内禁煙の時間帯も設けている。
「1人で訪れる人が多く、人数がそろえばゲームを始められる。お客さんのマッチングは年齢や性別では分けない方針。さまざまな人と卓を囲み、マージャンという遊びを健全なゲームとして楽しんでもらいたい」と柳瀬さん。ゆったり座れるソファの横にマンガ本を200冊以上置き、待ち時間が苦にならないような工夫も施す。
世代を超えた交流の場を提供したいといい、「半年に1度は店外でのイベントも行っていきたい」とコミュニケーション作りに意欲をみせる。2カ月に1度は店内でマージャン大会を開催。次回は10月24日の予定(要予約)。
営業時間は10時~24時。