今年で結成21年目を迎える社会人落語「都笑亭(とわいらいとてい)」が10月8日、新しくオープンした「豊洲シビックセンター」(江東区豊洲2)内ホールで103回目の寄席を開く。
1994年、日本ユニシス(豊洲1)の社員7人で結成した同団体。「豊洲に住む人、働く人の交流の場創出」を目指し、年4~5回の手作り寄席を開催してきた。観客は食べ物などを持参し、飲食しながら寄席を楽しむスタイルで、今年4月に通算100回を迎えた。
これまでの会場は、旧豊洲文化センター地下にあるレクホールだった。9月24日に「豊洲シビックセンター」がオープンし、同文化センターも同所に引っ越ししたため、寄席の会場も一気に8階上った7階の「レクホール」に。「地下からの脱出」となり、初の地上開催となる。
メンバーの河内家るぱんさんは、今回の見どころについて「夜景も見える新しい会場で『お披露目口上』を行う。夜景を生かしたネタを考えている」と話す。
「都笑亭は100回を超え、地下から地上へ。東京ベイが一望できる新ホールへと進化したので、話の中身もぜひ進化していると思いたい。引き続き、飲食もできる会場なので、これからも多くの人に寄席を楽しんでもらい、ひいきにしてもらえれば」とも。
18時開場、18時30分開演。木戸銭500円。