9月下旬にオープンした「豊洲シビックセンターホール」(江東区豊洲2)で10月8日、「CLASSICAL CONCERT IN TOYOSU」が行われる。主催はGプロジェクト。
豊洲在住の同社社長・松井恭子さんが「地元で大人が楽しめる機会を提案したい」と、同ホールのオープンを機に企画した同コンサート。出演は、「ドイツ国家演奏家」の資格を持つピアニストの大野瑞穂さんとメゾソプラノ歌手の但馬由香さん。2人は同じ武蔵野音楽大学で学び、誕生日も同じという偶然ながら今まで会うことがなく、松井さんがそれぞれと出会ったことがきっかけで共演にこぎ着けたという。
パネルの開閉で東京湾とレインボーブリッジが見える同ホールには、都内のホールで初めて導入されたイタリア「FAZIOLI」のフルコンサートグランドピアノがある。「多彩な音色に定評がある大野さんがイタリアのピアノをどのように弾きこなすかということと、各国語で歌う但馬さんのバラエティーに富んだ豊かなボーカルが聞きどころ」と松井さん。
「オリンピックで注目の集まる東京湾岸地区の文化促進に少しでも寄与できればと願うとともに、真に実力のある演奏家と有意義なイベントにできれば」と意気込む。
18時30分開場、19時開演。入場料は3,000円。全席自由。