清澄白河のギャラリー「Gallery Forgotten Dreams」(江東区白河1、TEL03-5809-8217)で現在、「LOG OF MUD 陶藝家 瀬川辰馬が焼成した土建屋の夏の日の記憶」が開かれている。
同展は、土建業者のイメージ向上と一般生活者とのマッチングを図るウェブサイト「どけんやナビ」とのコラボレーション企画。「きつい」「汚い」「危険」というイメージのある建設業で働く人の見る世界を瀬川さんが陶器で表現する。
瀬川さんは以前、シリーズ作品「陶葬」を発表。依頼者が愛したさまざまな「もの」の一部を素材として土に封入し、その「もの」の色合いを生かして発色させ、世界に一つだけの器を焼き上げるもの。今回の企画では、実際の土建業者のユニホームを素材として封入した作品を展示する。
会場では、スマートフォンなどの情報携帯端末をかざすと、5人の土建業者をウェアラブルカメラで撮影した映像が見られる仕掛けも用意する。
開催時間は12時~19時。9月27日まで。