東陽町の洋菓子店「Eclat des Jours(エクラデジュール)」(江東区東陽4、TEL03-6666-6151)が9月26日、1周年を迎える。
店主のシェフパティシエ・中山洋平さんは同区出身。都内洋菓子店や「ホテル日航東京」(港区)などで腕を磨いた後、渡仏。フランス人最優秀職人「MOF」を受賞した「パトリック・シュヴァロ」をはじめ、名だたる名店で修業し、帰国後は都内のパティスリーを経て、同店のオープンにこぎ着けた。
「いろいろな世代の人に、いろいろな商品を訴求できるように」と中山さん。ショートケーキも一般的な三角形だけでなく、「ベリンヌ」と呼ばれるグラスにあしらったスタイルも提供する。「ガチガチのフランス菓子ではなく、日本人向けに自分が作りたい物を作っている」とも。ラインアップは、ケーキ、焼き菓子が各30種、マカロン10種をそろえる。
「長く地元に愛される店にしたい」との思いを反映するかのように、オープン当時から店をのぞきに来ていた子どもたちに手を振る一幕も。「バースディは年に一度なので、ケーキのオーダーがもし定休日と重なってもできる限り対応している」と笑顔を見せる。
今後の展望について、「2店舗目ということは考えていない。地元から愛される店であるためにクオリティーを維持し、みなさまに喜ばれる商品を提供したい」と中山さん。
営業時間10時~20時。水曜定休(日により変動あり)。