砂町銀座商店街のバルーンショップ「まちのふうせんやさん ときわや」(江東区北砂3、TEL 03-3644-7761)がオープンして5カ月がたった。
バルーンを使ったアレンジメントやブーケの展示販売、オリジナル品のオーダーも受け付ける同店。店主の渡辺登さん「バルーンはデザインが豊富。文字やイラストを使い、さまざまなメッセージを伝えることができる」と話す。作品にはタオルなどの雑貨を加えたものも多い。大きな作品はパーティー会場など、指定の場所への設置も行う。
渡辺さんはこれまで商店街の古参店舗の一つ「オシャレハウス ときわや」の店主として、化粧品や衣類などを販売してきた。「もともと、デザインの仕事に進みたかったが家業を継いだ。既成品を販売することに違和感があった」と話す。50歳になるのを機に、得意分野を生かせる仕事としてアレンジメントをメーンにしたバルーンショップにリニューアルした。「見たら楽しい気分になるし、自分の作ったものでお客さまが喜んでくれるのがうれしく、やりがいがある」と笑顔を見せる。
店内には色とりどりのバルーンが浮かぶ。「20~40代の主婦が多く訪れるようになったが、以前の常連からの反応も良く、応援してくれている」という。長年の顧客のために、今後も化粧品は販売する。渡辺さんは「スナギンに、細かな要望にも応えるバルーンショップがあることを、広く知ってもらいたい」と期待する。
営業時間は10時~19時。