セーラー万年筆(江東区毛利2)が9月4日、「四季織々ボールペン」を発売する。
「筆記具でも季節を感じてもらいたい」と考案した同商品。先発で今年6月に同シリーズの万年筆が発売されている。同万年筆は発売3カ月で2000本以上が売れているという。
同シリーズ以前にも、「季節」をテーマにした万年筆用ボトルインクや若い世代をターゲットにした万年筆・ボールペンを発売した同社では、「本格的な金ペンで美しいカラーリングの万年筆がほしい」とのユーザーの声を受け、同シリーズを発売した。
ラインアップは、「春空」(春)、「万葉」(夏)、「名月」(秋)、「雪椿」(冬)の4種類。新商品開発にあたり、軸先の色にこだわり、今までにない色あいをラメやパールなどを使って表現し、何度も調色を重ね決定したという。
企画部の友野絢香さんは「『美文字』が流行するなど、手書きに対しての意識が高まり、筆記具にも注目が集まっている。自分の好みのデザインや書き味のボールペンを使いたいという人や、仕事で本格的な筆記具を持ちたいという人が多くなっているため、衣替えをするように、筆記具を季節で選ぶという新しい選択の提案ができれば」と話す。
価格は7,000円(消費税)。全国の同社商品取り扱い文具店で発売する。