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江東・亀戸のコーヒー店で「東京大空襲」テーマの写真展 平和願う「今」切り取る

ミニギャラリーの前で愛用のカメラを手にする倉持さん。

ミニギャラリーの前で愛用のカメラを手にする倉持さん。

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 亀戸天神社近くにあるコーヒー店「くらもち珈琲(コーヒー)」(江東区亀戸3、TEL 03-3681-8256)で9月3日より、「倉持弘写真展“ざ・70th”-東京大空襲-」が行われる。

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 アマチュア写真家で同店オーナーの倉持弘さんの個展。倉持さんは学生時代から写真が趣味で、店内をミニギャラリーとして、写真愛好家や地域の人に無償提供している。予約が2年先まで埋まっているという。

 9月は毎年、自身の作品展を開催。テーマは毎年異なり、16回目となる今年は戦後70年ということもあり「東京大空襲」を選んだ。

 1945(昭和20)年3月10日未明に起きた東京大空襲で甚大な被害を受けた江東区・墨田区を中心に半年以上かけて撮影した約1000点の中から、33点を展示。地域の人が慰霊を続ける地蔵尊や史跡、平和を連想させるイメージなどで、戦禍ではなく平和を願う人々の思いを表現した。

 例年、同展には400~500人が訪れる。「地元の人だけでなく、わざわざ遠くから来てくれる人もいてうれしい」と倉持さん。「今後も写真を通したコミュニケーションの場になれば」とも。

 営業時間は8時~18時。水曜定休。9月22日まで。

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