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江東・森下商店街の手作り落語会が初日 江戸家まねき猫さんら好演

若い落語家「古今亭志ん松」さん。噺(はなし)に熱意を感じる

若い落語家「古今亭志ん松」さん。噺(はなし)に熱意を感じる

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 森下商店街で(江東区森下2)7月6日、「中元飲食祭り 落語 week in 森下」が始まった。主催は森下商店街振興組合。

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 商店街の飲食店経営者が集まった座談会がきっかけで立ち上がった同イベント。今年で3年目を迎え、商店街の連帯感が生まれているという。休業日の店舗を会場とし、舞台は商店街関係者の手作り。今年は落語をはじめ、「沖縄三味線」「おいしいコーヒーの入れ方」など日替わりのプログラムを展開する。

 初日はお好み焼きの「どんどん亭」(同)を会場に、古今亭志ん松さん、江戸家まねき猫さん、柳亭燕路(りゅうていえんじ)さんが出演。江戸家まねき猫さんは、三代目江戸家猫八さんの娘で、猫八さんに劣らない動物や虫の鳴きまねや、はと時計のまねで場内を沸かせた。

 幅広い年齢層の観客で、用意された20席は満席。中には自由研究の題材に見に来た子どもも。毎年参加しているという近所に住む60代の女性は「普段笑うことが少ないので楽しい。入ったことのない店内に入り、商店街の意気込みを感じている」と話した。

 毎年出演している江戸家まねき猫さんは「手作り感があり、幅広い年齢層の演芸好きが集まり、地元の人の熱意を感じる」と話した。同商店街の本間修理事長は「会の後は営業している他店で飲食してもらえれば。これからも息長く続けていきたい」と商店街の活性化に意気込む。

 入場無料。先着順。来場者には商店街の扇子を進呈する(無くなり次第終了)。7月12日まで。

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