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清澄白河のギャラリーで「ご当地キャラクターの誘惑」 「唯一性」がアートと通じる

大崎一番太郎。大崎駅西口商店会のマスコットキャラクター。大崎再開発を成功させるために「大崎一番星」からやってきた

大崎一番太郎。大崎駅西口商店会のマスコットキャラクター。大崎再開発を成功させるために「大崎一番星」からやってきた

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 清澄白河の「Gallery Forgotten Dreams(ギャラリー フォガットン ドリームス)」(江東区白河1、TEL 03-5809-8217)で現在、「ご当地キャラクターの誘惑」展が行われている。

有明ガタゴロウ

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 同展は、ご当地キャラクター作家4人とのコラボレーション企画。オリジナル作品(主に平面)の展示やキャラクターグッズの販売も行う。東京のキャラクターだけでなく、大阪・佐賀のキャラクターも。アート好きやキャラクターファンはもちろん、子どもから大人まで誰もが楽しめる内容とし、週末にはキャラクターも来廊する。

 ご当地キャラクターの歴史は1985(昭和60)年ごろにさかのぼる。「日本道路公団(JH)」が分割民営化する以前、「ハイウェイナウくん」というウサギのキャラクターがいて、その脱力しか感じられないネーミング、およそ「かわいい」とはかけ離れたデザインが当時話題となった。その他、「住宅・都市整備公団」の「かもちゃんず」、首都高速の「イイミチハシロウ君」、1993年の東四国国体の「オリーブくん」、「すだちくん」など。当時、まだ「ご当地キャラ」「ゆるキャラ」という言葉も存在していなかった。

 現在は、キャラクターも新たな時代を迎え、他には無い唯一のもの、アイデンティティーやコンセプトが明確なものでないと生き残れない状況にある。「その唯一性は、アートとも通ずるものと考えられる」とギャラリー代表の田原誠さん。「キャラクターとアートの親和性は、人を楽しませたり、元気づけてくれたり、穏やかな気持ちにさせてくれる。キャラクターの魅力を伝える第一歩となれば、これ以上の喜びはない」と話す。

 開廊時間は12時~19時。5月31日まで。

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