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「豊洲パエリア」開催迫る 目玉は3000人分の巨大パエリア

今年の巨大パエリアは、昨年より1000人分超(写真は昨年のもの)

今年の巨大パエリアは、昨年より1000人分超(写真は昨年のもの)

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 豊洲公園(江東区豊洲2)で5月16日、国際パエリアコンクール日本予選大会を兼ねたイベント「豊洲パエリア(TOYOSU PAELLA)」が行われ、巨大パエリアも炊き上げる。主催は日本パエリア協会(門前仲町1)。

真剣勝負

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 昨年5000人の入場を記録した同イベント。今回は2回目。メーンは直径2メートル、1500人前の巨大パエリア。昨年同様「すぺいん亭」(埼玉県川越市)の村田禮三シェフが12時と15時の2回(計3000人分)、炊き上げる。

 1回目は、震災の農業復興支援として岩手県陸前高田市のブランド米「たかたのゆめ」を使用。2回目は、同区のご当地飯「深川めし」にちなみ、「豊洲オリジナル」としてアサリをふんだんに使った「深川パエリア」を作る。米は昨年のイベントで豊洲町会に寄付した備蓄米を使い、今回も利益が出た場合、同町会に新しい米を備蓄米として寄付する予定。

 同イベントは、毎年9月にスペイン・バレンシアで行われる「国際パエリアコンクール」の日本予選も兼ねる。北は北海道から南は熊本県まで全20店のスペイン料理店が参戦。世界大会と同じルールで、材料はウサギ肉、豆、トマト、ニンニク、オリーブオイルを使用。本場同様、まきを使ってパエリアを作る。スペインから世界大会の実行委員3人を招き、同町会、商店街、自治会から代表者と合わせ11人の審査員が、「見た目」「おこげ」「味」「色」「食感」などを評価する。

 会場では、フラメンコや、シェリーを注ぐ達人である「ベネンシアドール」によるショー、ワークショップなども。「イベリコ豚の鉄板焼き」や」「エビのアヒージョ」などを振る舞う屋台も立つ。

 広報担当の鈴木治郎さんは「昨年は予想以上の来場数で15時には食べ物が無くなってしまったので、今年は巨大パエリアを1000食追加して後半から来場する人も楽しめるようにした」と話し、「コンクールも昨年より2チーム多い18チーム。パワーアップした豊洲パエリアに、ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~18時。入場無料。巨大パエリアは、大人(中学生以上)=300円、小学生以下=200円。一部イベント有料。

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