森下3丁目町会会館(江東区森下3)で4月26日、「おやこdeおさんぽマルシェ」が開かれた。
「親子で楽しむ」「母親に息抜きをしてもらいたい」との考えから、「Cafe de 映水庵」(墨田区)が周辺の店舗などに呼びかけ、サロン「Agate」(同)や「mocca森下雑貨店」(森下2)らの共同主催で行われ、当日は江戸川区や横浜方面からも出展があった。
1階は販売スペース。手作り小物類やペーパーフラワー、ボディージュエリー、アメリカンカジュアル雑貨のほか、粘土の力で肌をきれいにするという化粧品「KU RU MU」も販売。映水庵のドリンクやカレー、クッキー類を飲食できるスペースも設置された。2階では、小さなアルバム風の写真立て作りや、アロマのクリームやルームスプレー作り、キャンドル作りなどのワークショップが行われた。
当日の来場客数は約500人。1階で母親はドリンクを飲みながらおしゃべりをし、2階で子どもはワークショップに掛け持ち参加するなど、親子別々の過ごし方をするファミリーも。ワークショップは途中、順番待ちの列も現れた。ボディージュエリー行った子どもは、自分の好きな色でできるため満足な様子を見せ、特に若い親子連れに人気を集めた。
参加した30代女性は「自分で作るとなると材料を一からそろえないとできないためリーズナブルに体験できてよかった」と感想を話す。そのほか、「静かな環境だった」「温かみのあるマルシェ」「近所の子どもが多く、楽しい一日を過ごせたようだ」などの声が上がった。
映水庵の加藤卓也さんは「それぞれの店が独立した形で出店でき、周辺店舗とつながることができたため今回の開催につながった」と話し、「今後も地域を盛り上げていきたい」と意気込んだ。