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「江東区マップ」2年ぶりに配布 東京五輪全会場と競技が一目で 

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 江東区は3月11日、縮尺1万5000分の一で表した「江東区マップ2015」を2年ぶりに発行した。

全貌

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 オールカラーでA5判折り畳み式の同マップは8万部を発行。区の観光キャラクター「コトミちゃん」がカヌーに乗っている様子を表紙イメージとして使用。同区広報課報道係の担当者は「水彩都市の江東をアピールした」と話す。公園、区施設、教育施設などを色分けし、救急医療機関や官公署の位置と電話番号も掲載。区内全図に加え、中央防波堤立地や東京駅(千代田区)・上野駅(台東区)などの幅広いエリアでランドマークを掲載し、同区への利便性を向上させた。

 裏面は「オリンピック・パラリンピック競技場マップ」として、競技場全37会場の場所と実施競技一覧、配置される予定の競技場などのイメージ図も掲載している。「防災マニュアル」は災害時の避難の流れ、持ち出し品などをイラストにしてわかりやすくした。そのほか、「バス路線マップ」として区内各駅付近のバス乗り場を拡大図で紹介し、乗り場と行き先を掲載したり、都営バスを系統的に色分けしたりしている。禁煙重点地区、駅周辺自転車放置禁止区域も掲載。

 区報(3月11日号)に同地図発行の内容を掲載して以来、区民より約30件の問い合わせがあったという。「区に愛着を持っていただけるような内容を目指している」と同担当者。

 配布は無料。転入者、希望者に配布(1世帯1部)。配布場所は、区役所2階こうとう情報ステーション、区民課、各出張所などで配布する。

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