森下の「シラカワ・サービス」(江東区森下1、TEL03-3631-7580)で8月1日、看板犬の小太郎が店長に就任した。
1948年創業の同店。ブリヂストンの特約店で自転車・バイクの修理・販売を行っている。小太郎は柴犬で、今から10年前に同店に同居。看板犬として店先に犬小屋が置かれ、地域の人からは「小太郎ちゃんのいる自転車屋さん」として親しまれている。
小太郎の店長就任のきっかけは、区発行の情報誌「ことみせ」に同店が掲載されたことから。今年6月末に掲載されて以降、小太郎目当ての来店客が増え、実際に自転車を購入した人もいたそう。
同店店主の白河裕士さんは「小太郎を見に来る人がとても多いので店長を引き受けてもらうことにした」と話す。小太郎は店長就任後、店長という自覚が出てきたのか、カメラを構えられるとカメラ目線で撮影に応じるようになったそう。報酬は、今までのおやつより高級なものへとランクアップした。
白河さんは「疲れている時は小屋に入ってしまうところがあるので、店長として頑張って、来客にあいさつしてほしい」と期待する。