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アスクルとマネーフォワードが業務提携 「新たな価値の創造」目指す

握手をするマネーフォワード社長の辻庸介さん(左)とアスクル社長の岩田彰一郎さん

握手をするマネーフォワード社長の辻庸介さん(左)とアスクル社長の岩田彰一郎さん

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 アスクル(江東区豊洲3)は3月1日、家計簿アプリや法人向けクラウドサービスを展開する「マネーフォワード」(港区)との業務提携を発表した。

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 きっかけはアスクルが個人向け通販サイト「LOHACO」の展開に当たり、「家計簿ソフト・アプリにどんなものがあるか」を調査した際、家計簿アプリ「マネーフォワード」の機能性の高さに注目したことから。アスクル社長の岩田彰一郎さんとマネーフォワード社長の辻庸介さんは以前から面識があり、オープンイノベーションへの前向きな姿勢も合致したことから、およそ3カ月で提携に至った。

 具体的には、オフィス向けとして中小事業所の生産性の向上を図る目的で、「MFクラウドfor ASKUL(仮称)」を導入。アスクルの購買情報が「MFクラウド」の会計・確定申告・経費と自動連係し、オフィス業務の自動化・見える化を促進させる。

 個人向けでは、「LOHACO」での買い物が自動的に家計簿に集計される「LOHACO家計簿(仮称)」を導入。タイムセール情報やクーポンの他、支出履歴からの購入も可能となる。

 両サービスとも、今年夏ごろにスタート予定。

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