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「ブルーボトルコーヒー」がオープン-海外進出初「サードウェーブ」の注目店

ブリューされたコーヒーを堪能する創業者のジェームス・フリーマンさん(右)

ブリューされたコーヒーを堪能する創業者のジェームス・フリーマンさん(右)

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 コーヒーショップ「BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー)」(江東区平野1、03-3641-0882)が2月6日、ロースタリーとカフェをオープンする。

創業者のジェームス・フリーマンさん

 オープンに先駆け、3日にプレスカンファレンスを行った同店。同日、創業者のジェームズ・フリーマンさんも来日。ジェームスさんは、サンフランシスコに1号店をオープンした2002年当時、どこのコーヒーショップも焙煎(ばいせん)を重要視していなかったが、鮮度が非常に大切だとの強いアイデアと信念を持ち、店を始めたという。日本のコーヒーメーカーに務める日本人の知人のアドバイスにより、日本の喫茶店が織りなす文化に触れ、そのこだわりに感動し、店作りにも生かされたことを「日本の伝統と米国の文化を融合」と表現した。日本第1号店オープンにあたり、「夢のよう。こんなに注目を集める店になるとは」とも。

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 正面外壁には同社のロゴマーク「ブルーボトル」があしらわれている。広さはカフェエリア60平方メートル、焙煎エリア181平方メートル。席数は8席。

 同カンファレンスでは、焙煎、ブリュー、ペストリーなどそれぞれの説明も。ロースター(焙煎機)は完全熱風式の35キロ対応のものを使い、5~30キロぐらいまで一度に焼くことができる。ペストリーにもこだわり、できる限りオーガニックな素材で国内のものを使っている。キッチンマネジャーの松本彩さんは「サンフランシスコのレシピとほぼ一緒だが、米国と日本では手に入る素材が小麦粉一つ違うため、同じ味に出すためにテストは20回以上行った」と振り返る。

 実際に毎日行っているという「カッピング」(テイスティング)の実演も。品質が常に同じかどうかを見極めるため、1種類のコーヒー豆に対してカップを2つ用意。また名前からの印象に左右されないよう、表に名前の書かれたコーヒーの缶はすべて裏返しにして行う。

 「記憶に残る体験を提案したい」とジェームスさん。3月には青山店(港区)のオープンも控えている。その後は自宅でも同店のコーヒーが楽しめるよう、オンラインでの豆の販売も考えているという。

 営業時間は8時~19時。