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亀戸で希少がんと闘った少女の遺作展 アートセラピーのアクリル画

展示の様子

展示の様子

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亀戸にある「くらもち珈琲(コーヒー)」(江東区亀戸3、TEL 03-3681-8256)で現在、「凛(りん)と生きて 三村香夏子 遺作展」が行われている。

三村香夏子さん

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 三村さんは13歳の時、希少ながん「セルトリライデッヒ腫瘍」を発症。2年3カ月の闘病生活中、2度の手術を行ったが、昨年11月に15歳で亡くなった。

「若くして亡くなる子どもたちには何かを伝える使命がある」と母・麻子さんが企画した同展。三村さんが闘病中に「精神的な支え」として、鎌倉のアートセラピーに通うようになり描いたアクリル画13作品を展示する。

「娘はどんな時も周囲や親を気遣い、つらさを秘めて笑顔で生きていた。娘のメッセージ『今日一日を大切に精いっぱい生きる』『自分の与えられた環境の中で凛と咲く』『常に全力投球』を伝えることで、思春期に生き方が見つからず苦しんでいる娘と同世代の人をはじめ、幅広い世代の人に見ていただき何かを感じていただけたら」と話す。

 開催時間は8時~18時。今月25日まで。

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