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清澄白河で理化学用ガラス製品コラボ 「使い方はあなた次第」

関谷幸樹さん(左)と椎名隆行さん(右)。関谷さんは「使い方、インテリアへの取り入れ方などインスタグラムでアップしてほしい」とも

関谷幸樹さん(左)と椎名隆行さん(右)。関谷さんは「使い方、インテリアへの取り入れ方などインスタグラムでアップしてほしい」とも

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 理化学用ガラス製品を販売する「リカシツ」(江東区平野1、TEL 03-3641-8891)とガラス加工業「GLASS-LAB」(同、TEL 03-6318-9407)が2月19日、コラボ製品「ハニカムビーカー」200ミリリットルを発売した。

こちらが「ハニカムビーカー」

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 きっかけは、近隣カフェのバリスタから「自分が理想とするオリジナルのドリッパーが欲しい」とのオーダーを「GLASS-LAB」の椎名隆行さんが受けたことから。角度が60度で、リブが付いていないといったこだわりが、「リカシツ」で販売するロウトと適していてことから、同店を運営する「関谷理化」の関谷幸樹さんと試行錯誤したという。

 椎名さんは「いつか一緒に何かやりましょう、ということはずっと話していたが、こういったオーダーの形でまず実現した」と話し、関谷さんは「ロウトや耐熱など、理化学の特色と椎名さんの技術・特色の両方が引き立つ商品を生み出せるように」と話す。

 商品化初のコラボは、ビーカーのデザインに正六角形を隙間なく並べた「ハニカム構造」をサンドブラストで施し、目盛りを入れたもの。「理化学」のイメージを残すため、化学式などもデザイン案に上ったという。関谷さんは「お互い店が通りを挟んで斜め前だから、週末ごとに顔を合わせて話し合い、その場で出た案をすぐにデザインなどに反映した」と話し、椎名さん「サンドブラストで細かい線を表現することに苦労した」と振り返る。

 椎名さんは「清澄白河はコーヒーの街と言われている。カフェのスタッフから『ドリップする時に目盛りがある器は便利』と聞いた。清澄白河のガラスでコーヒーにもアプローチできるのでは」と期待。関谷さんは「理化学用ガラス製品のインテリア展開の広がりを考えこの店を開いた。まずかわいらしく実用的。もし飽きても機能的な面で活用できるところが利点。ぜひ使う人それぞれのアイディアでさまざま使ってほしいし、ぜひ使い方のアドバイスをお客さまからいただきたい」と話す。

 2人は「もともとこの辺りはガラスの街。これからもさまざまコラボしながら盛り上げたい。この前の通りをいろんなガラス屋が集まる『グラスアベニュー』にしたい」とほほ笑む。

 「リカシツ」の営業時間は13時30分~18時(土曜・日曜・祝日は13時~)。「GLASS-LAB」の営業時間は10時~16時。月曜~金曜休み(祝日除く)。価格は1,550円。

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