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深川の商店街が「東京商店街グランプリ」優秀賞 「回遊性高い」と評価 

「東京商店街グランプリ」表彰式の様子

「東京商店街グランプリ」表彰式の様子

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 秋葉原コンベンションホール(千代田区)で11月10日、「東京商店街グランプリ」が開かれ、深川資料館通り商店街(江東区三好3)のイベント「花みずき街角誰でもアーティスト おのくんを探せ」が優秀賞を受賞した。

おのくん

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 東京都が、都内の商店街の取り組みを表彰・紹介し、商店街の役割や魅力を広く知ってもらおうと開いている同グランプリ。

 12回目となる今年のテーマは「回遊、街歩き、スタンプラリー」、「子どもを対象とした取り組み」、「観光」。会場では、お笑いコンビ「パックンマックン」が異文化視点での商店街の魅力再発見について講演し、「コミュケーションを取る大切さや、取ることがおもてなしにもつながる」と話した。

 「おのくんをさがせ」は今年5月に同商店街で行われたイベント。被災地の宮城県東松島市で、復興支援を願い靴下で手作りされたソックスモンキー「おのくん」を同商店街の各店舗に配置し、訪れた人がおのくんを探すというもの。「テーマの条件に合うイベントだったので応募した」と同商店街理事長の分部登志弘さん。全31件の応募の中から、最終ノミネートの5件に選ばれた。

 審査員は「店をのぞきながら商店街を巡る、回遊性の高いイベントで、個人商店を知ってもらうきっかけにもなる取り組み。おのくんを通じて被災地支援に寄与している点も評価した」と話す。

 分部さんは「舞台に立ててうれしかった。おのくんを使ったイベントはこれからも開いていきたい。周囲の意見を取り入れながら考えていきたい。ほかの商店街の取り組みを知ることもできた。今後も次々とイベントを展開していきたい」と意気込む。

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