豊洲の飲食店7店舗で11月7日、ご当地ビール「豊洲蜂蜜エール」の提供が始まった。

できあがったビールを手にする豊洲商友会・渡辺会長

　同ビールは、商店街「豊洲商友会」が「豊洲ブランドとなる、豊洲のお土産になるものを」と発案したもの。当初は豊洲地区での醸造所建設の話もあったが、短時間での製造・発売を優先し、墨田区の「Virgo Beer（ヴィルゴビール）」と手を組み開発した。

　特徴は、同会が豊洲駅前のビル屋上で行っている養蜂で収穫した蜂蜜が配合されていること。ほんのりと蜂蜜が香り、苦味が抑えられた軽い味わいのビールとなっているという。

　「BAR BREZZA（バルブレッツァ）」や焼き肉店「深川壱番亭」（以上、豊洲4）など7店舗で提供する。価格は750円前後。来年の初夏ごろには酒販店での販売も開始するという。

　同会の渡辺哲三会長は「味には自信がある。将来は本当に豊洲に醸造所を造って、このビールだけでなく他のビールも造っていきたい」と話す。