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ケンブリッジ飛鳥選手、深川の母校に 「ワクワクする走りを見せられるように」

パレード中、握手を求められ笑顔で対応するケンブリッジ飛鳥選手

パレード中、握手を求められ笑顔で対応するケンブリッジ飛鳥選手

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 深川第三中学校(江東区越中島3)と同校の西側道路で10月17日、ケンブリッジ飛鳥選手の祝賀パレードとセレモニーが行われた。

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 ケンブリッジ選手は、リオデジャネイロオリンピック陸上男子4×100メートルリレーでアンカーを務め、銀メダルを獲得。同校には中学3年の始めに大阪より転校してきた。「転校初日にとても緊張したことを覚えているが、みんながとても温かく迎えてくれた。普段の何気ない会話などが思い出深い」と話した。

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 朝からあいにくの雨だったが、奇跡的にパレードが始まる15時前には雨も上がり、沿道にはおよそ5000人が集まった。鼓笛隊の演奏の中、ケンブリッジ選手が登場すると、沿道の観客は拍手や「おめでとう」の掛け声とともに、スマホで写真を撮る人や握手を求める人が多く見られた。生徒の保護者の林千恵子さんは「こんな素晴らしい結果を出した人が卒業生ということもすごい。近くで見て、やはりお尻もキュッとしていた」と感想を話した。

 セレモニーは体育館で行われ、ケンブリッジ選手は全校生徒632人に迎えられた。入場の際、通路際の生徒たちがタッチを求めた。お祝いに駆け付けた山崎孝明江東区長は「レースをパブリックビューイングで見て、本当に感動した。ぜひ10秒台の壁を破って日本人初の9秒台の選手になってほしい」とメッセージを送った。

 同校からは、陸上部で3年の鈴木一葉さんは「夢の島競技場で先生からケンブリッジ選手の活躍を聞いた。悩むこともあるが、私も頑張って東京オリンピックに出場したい」と力強く話した。

 ケンブリッジ選手は「壮行会でも多くの人から力をもらいリオへ行くことができた。深川のパブリックビューイングの様子は友人からを聞いていて本当にうれしかった」と話し、「リレーでメダルを取れたがここからがスタートだと思っている。来年の世界陸上、4年後の東京オリンピックと、リレーだけではなく、個人でもしっかりとメダルを争いたい。みんながワクワクする走りを見せられるようにしたい」と抱負を語った。また中学生に対して「みんなも自分の目標に向かって頑張ってほしい」とエールを送った。