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江東でインターナショナルスクール児童が職人体験 科学実験も

職人に見守られながら体験する児童

職人に見守られながら体験する児童

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 清澄白河のインターナショナルスクール「ケイ・インターナショナルスクール東京」(江東区白河1)の児童らが6月23日、職人の仕事を体験した。主催は「関谷理化」(中央区)。

「リカシツ」で実験!

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 同体験は「サマーキャンプ」校外授業の一環。参加企業は、ニイミ理化学器械製作所(江東区大島8)、理化学ガラス製品を扱う「リカシツ」(平野1)、椎名硝子(ガラス)工業(平野1)。きっかけは「リカシツ」で定期的に行っているワークショップを知った同校が、校外授業を開きたいと相談したことから。同店を運営する「関谷理化」社長の関谷幸樹さんは「ガラス職人の発信になるのではと考え参加した」と話す。

 参加児童は、男子4人・女子9人。教師や関係者のほか、先輩児童も付き添った。同校では優秀な生徒は「サマーキャンプ」として校外で体験学習・活動を行い、そのほかの児童は、学習合宿を行っているという。校外活動体験の内容を聞いたほかの児童は、「自分も体験したい」と向上心が芽生え、学習意欲が湧く効果に期待しているという。

 この日は、ニイミ理化学器械製作所で「マドラー」を作成。ガラスの棒の中にビーズを入れる体験をした。午後からは、椎名硝子でしょうゆさしの「摺(す)り加工」を体験。どのように機械を動かしたらよいのか戸惑う児童が多かった。最後の体験先「リカシツ」では、作成したマドラーとしょうゆさしを使って、試験管内で紫キャベツの煮汁とほかの食材を混ぜ合わせて色素の変化を実験した。

 体験を終え、参加した児童たちは「楽しかった」と口をそろえる。女子児童の一人は「人が機械を動かしているのがよかった」と笑顔を見せる。

 関谷さんは「椎名硝子の加工はガラス業界では必要不可欠。そこを児童に見てもらいたいと思い、体験して作った機材を使う実験教室にしたいとかなり考えた」と振り返る。「日本の職人技術の素晴らしさや科学の楽しさを伝えたかった。職人の地位向上や、将来この体験を通じてノーベル賞が取れるような人間が出てくれればうれしい」と期待を寄せる。

 関谷さんは「今後も区内の小学生向けに科学に親しんでもらえるような実験教室を定期的に開催していきたい」と意気込む。

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