暮らす・働く

亀戸天神社例大祭と献灯明-心字池が幻想的に

心字池に映り込む幻想的な光

心字池に映り込む幻想的な光

  • 0

  •  

 亀戸天神社(江東区亀戸3)で8月23日・24日、例大祭が行われ、25日には「献灯明(けんとうみょう)」が行われた。

薪神楽

[広告]

 4年に1度の大祭となる今年。23日には、道真公の御霊(おみたま)を乗せた御鳳輦が黒い牛に引かれ、氏子町を巡る「御鳳輦渡御(ごほうれんとぎょ)」が行われ、平安朝絵巻を再現した華やかな行列が、亀戸、錦糸町(墨田区)などを午前4時間、午後3時間半かけて巡った。一方、24日は氏子町のみこし計25基が町内を巡行。静と動の例大祭が行われた。

 例大祭翌日の25日には献灯明が点灯。19時過ぎ、おはらいを受けた氏子代表6人の手にあるちょうちんに火がともされ、境内には所狭しと掲げられたちょうちんを一つずつ点灯。心字池などが淡い光に包まれた。「太鼓橋 男橋」「太鼓橋 女橋」に掲げられたちょうちんに火がともると、一眼レフカメラ手に待ち構えていた参拝客が一斉にカメラを向けた。

 ちょうちんは「献灯明」と書かれたもののほか、近隣の小学生が絵を描いたものも。青いイルミネーションに彩られた東京スカイツリーをバックに、自分のちょうちんの前で写真を撮る親子連れもいた。

 神楽殿では薪(たきぎ)神楽の「敬神愛国」も。殿の左右に設けられた薪の光を印象的に使い、厳かな雰囲気の中、恵比寿、大黒天が踊るめでたい舞台が繰り広げられた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース