「お江戸深川さくらまつり」開催迫る-和船体験やスタンプラリーも

桜並木の下、和船でお花見 ※写真は昨年の様子

桜並木の下、和船でお花見 ※写真は昨年の様子

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 深川エリア各所で3月28日から、「お江戸深川さくらまつり」が開催される。主催は深川観光協会、共催は江東区、深川仲町通り商店街振興組合、NPO江東区の水辺に親しむ会。

カヌーも

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 今年で11回目を迎える同イベント。「お花見周遊船」として区所有の和船も運航し、黒船橋(江東区門前仲町1など)の船着き場から、巴橋(富岡1など)を回って戻る。毎年、常時満席となる人気ぶり。乗船客には記念として、長谷川清さんの版画で作成されたポストカードが進呈される。和船の漕(こ)ぎ手には90歳のベテランもおり、注目を集める。中でも「新内流し」という三味線を演奏する和船も。他に、日本橋(中央区)と深川エリアを結ぶ動力船のシャトル便やクルーズ船、スカイバスも運航される。

 大横川遊歩道の川岸には441個のちょうちんが並び、16時から21時までライトアップされ夜桜を楽しめる。今年は休み処の件数が増え、アルコールをはじめ、焼き鳥やすしなどに加え、「深川めし」も食べることができる。その他、ワークショップやパフォーマンスも行われる。

 深川観光協会会長の石島龍治さんは「昨年は10周年、今年は11回目を迎え、新たに1年目の気持ちになり開催。毎日天候を今までのデータと照らし合わせているが、今年は開花宣言時と期間中の天候がいいようで安心している。和船から見る桜を楽しんでほしい」と話す。

 期間中、関連イベントとして深川不動堂(富岡1)境内に「出張まちあるき案内所」を開設。観光マップの配布や街歩き相談に応じる。「無料まちあるきガイドツアー」も実施。

 同商店街振興組合では「からくり独楽(こま)スタンプラリー」も開催し、加盟する51店が参加する。スタンプ40個でミニ独楽を進呈。

 4月19日まで。

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