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森下のそら庵で「ふろしきカフェ」-ホワイトデーのお返しをおしゃれに包む

ボトル、CD、書籍など、様々なものを包むことができる

ボトル、CD、書籍など、様々なものを包むことができる

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 森下の「そら庵」(江東区常盤1)で毎月第2木曜に開かれる「ふろしきカフェ」で3月12日、「ホワイトデー用のつつみ方ワークショップ」が開催される。

イナバリエさん

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 風呂敷は1300年の歴史があり、江戸時代に庶民に普及した生活文化の一つ。同カフェ企画で案内役を務める「ふろしき使い」のイナバリエさんは、「毎日の生活を送る中で、いつの間にかできるようになっている生活の知恵だった」と、風呂敷が生活の中で活用されていた様子を語る。

 「風呂敷はどんな形も包め、失敗しても紙とは違いやり直せる。1枚で包めて、リボンにもなる」と話すイナバさん。約100枚の風呂敷を持ち、「たくさんの風呂敷の中から選ぶときみんなの気分が盛り上がる。包み方によっては中身がグレードアップする」とも。

 包み方のポイントは、結び目は「真結び」と言われる一直線になる結び方。いわゆる「縦結び」は縁起が悪いとされている。きれいに包むには、「リバーシブルは裏がのぞいてもいいので、風呂敷で包むことに慣れていない人にもおすすめ」といい、「自分の手で包むとき、相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら気持ちを込めると伝わると思う」と話す。

 風呂敷は、手に入りやすい木綿で50センチ×50センチ、600円ぐらいから。78センチ×78センチの大きさは、レーヨン、ポリエステル、絹で1,500円ぐらいから。絹になると1万円ぐらいになるものもあるという。イナバさんは「値段もプレゼントの予算に入れて。後で利用できるように、相手に合うような色と柄を選んだら喜ばれるのでは」とアドバイスする。

 「風呂敷は世界にあるが、素材や美しさを追求しているのは日本だけ。この美しい文化を次世代へ伝え残したい」と意欲を見せる。

 開催時間は14時~18時。参加費は900円(小風呂敷付き、飲食代別途)。予約不要で、途中入退場可。

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